創業時から会計をみてもらう3つのメリット

 会社設立をするときには、可能な限りお金をかけたくないと考えている人も多いはずです。特に、資金があまりない場合には余計なことにお金をかけず利益に直結するようなことにお金をかけたいと考えるのが普通です。
しかしながら、起業当時から会計事務所とのつながりが重要になってくるでしょう。
多くの起業家は、創業と同時に会計事務所にお願いをするようにしています。そのため、まだ会計事務所とつながりがない人でも可能な限り会計事務所とつながりを持った方が良いかもしれません。

 会計事務所とつながりを持った方が良い理由は3つあり、そのうちの1つが脱税行為等を防止するためです。この国には様々な法律がある中で、税金に関する法律に詳しい人はあまりいません。ただ、数が少ないからといって放置しておくと、自分では意識していないのに脱税したと言うことになりかねません。このような場合には、専門的な知識が必要になるでしょう。ちなみにいちど脱税騒ぎが起こった場合その会社の信用は随分と落ちてしまいます。今まで取引していたようなところと取引ができなくなる可能性が高いです。ある程度大きな会社の場合にはそれでも会社を存続させることができるものの、小さな会社に関しては存続がいよいよ難しくなってくるでしょう。そのため、法律が遵守できているかどうかを第三者に委ねると言う意味で会計士に依頼するのが妥当です。
 次に、確定申告等の様々な税務処理に関する内容のことを見てもらうことが重要です。最初のうちは全て自分で行おうとしますが、可能ならば自分たちが得意とする分野に力を入れてそれ以外の会計に関するジャンルに関してはプロに任せた方がより合理的です。最初のうちはそうでもないですが、次第に自分の得意とするものに集中した方がより利益を出すことができるようになり、会社の規模も大きくなりやすいです。 
 3つ目は、税金対策を行うことです。税金対策は、やはり素人的な知識をもってしても難しいものがあります。ですがプロの視点から見れば、簡単に税金対策をすることができる部分もあるでしょう。いわゆる守りの部分を固めるために会計事務所に依頼するのが良いです。

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